塾に行っても成績が上がらないのはなぜ?

   2017/11/20

高い月謝を払って塾に通わせても成績がいっこうに上がらない、そんな悩みを抱えた保護者の方は多いと思います。
本人が塾を気に入っていて、塾へ行くことも嫌がらない、授業態度もよく、塾の宿題はきっちりこなす、こんな真面目な生徒でも成績が上がらないことがあります。
それは一体どうしてなのでしょう。

それは反復練習が足りないからなのです。
そして、その必要練習量というのは個人差があるのです。
スポーツを思い浮かべてみてください。
バスケットボールのシュート練習を同じ回数行っても、すぐにコツをつかめる子とそうでない子がいます。
勉強も同じです。

決して「本人がさぼっていたから」とか「一生懸命やっていないから」というわけではなく、その子にとって必要な練習量に達していないからなのです。
そして成績が伸びないのは「このくらいやったからいいだろう」で終わりにしてしまい、きちんとできるようになるまで練習していないのが原因です。
ひょっとしたら本人としてはできるようになった気になっているのかもしれません。

よく「勉強時間は関係ない、大切なのはその内容だ」と言われますが、普段から自主勉強を効率よくできる子というのは成績がよいです。
きっと今の自分に何が足りないのかきちんと見極めることができているからでしょう。

ではやる気はあるけれど何をどうしたらよいかわからないという子は具体的にどう練習すればよいのでしょうか。
よい指導者というのはその方法をきちんと教えてくれるものですが、よい指導者にはなかなかめぐり合えないのも事実です。

指導者任せにせず、まず自分で自分のやるべきことをすることです。

まずは今現在学習している事項を完璧に理解することから始めましょう。
学校のワークでも塾の宿題でも、過去の実力テストや模擬試験でもよいので、とにかく間違えた箇所を自力で正解できるようになるまで繰り返し何度も解きましょう。

そのためには、答えの一部などを書き込んでしまった問題用紙ではなく、面倒でもコピーをとるなり書き込みのない(ノーヒントの)状態で解きなおすことが大切です。
また、その日のうちに正解できても、数日後、あるいは数週間後には忘れてしまっているということもよくあります。

そのために定期的に繰り替えす作業が必要になります。
1週間後、1ヵ月後に解きなおしてみる。
それで正解できて初めて理解できたと言えるでしょう。

大事なことはそのサイクルをきちんと計画表に書き込むことです。
計画表には無理のない範囲を盛り込み、必ず実行できるものだけに絞り込みましょう。
むやみに学習する範囲を広げてはいけません。

一つの分野を完璧にすることで自信にもつながりますし、その計画を成し遂げたという達成感も得られます。
長期休みなどにぜひこの復習方法を取り入れてみてください。

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